仮想通貨NEM(ネム)とは?価格・特徴・将来性・最新ニュースを解説!

アルトコインのNEM(ネム)について価格や特徴、将来性、最新ニュースを徹底解説したいと思います。

また、最新情報も随時更新していくので、チェックしてみて下さいね!

仮想通貨NEM(ネム)とは?

NEM(ネム)とは、New Economy Movementの頭文字をそれぞれとったもので、国や政府などといった機関に縛られない『新しい経済活動』、つまり金銭的な自由や分散化、平等および連帯感の原則に基づき新しい経済活動の創出を目指すことを目標とした仮想通貨(暗号通貨)のプロジェクトです。

現在は『NEM(ネム)』の固有名詞が一般的に使われています。

NEM(ネム)は2014年1月19日にbitcointalk.orgのフォーラムで『utopianfuture』というハンドルネームを使っていたチームにより企画が立ち上がり(日本人もこのチームにいたことで、話題になりました!)、そして2015年3月31日に公開されました。(ちなみに最初のタイムスタンプは2015年3月29日なので、誕生日は29日です!)

NEM(ネム)の価格と特徴(2017年12月現在)

  • 時価総額:第9位
  • 時価総額:約8,286億円
  • 通貨単位:XEM(ゼム)
  • 1XEM = 90円前後

参考:「CryptoCurrency Market Capitalizations

今現在のNEM(ネム)は!?

NEM(ネム)の仮想通貨単位はXEM(ゼム)

NEM(ネム)で使われている仮想通貨の単位は『XEM(ゼム)』です。

現在、1XEM(ゼム)あたり90円前後と他の仮想通貨よりも非常に安いところが気になりますよね(ただ2017年12月中旬におよそ倍以上にまで高騰しています!)。

XEM(ゼム)の総発行量は8,999,999,999XEMで、すでに1,600人()投資家たちに均等に振り分けられており、ビットコインでいうマイニング(採掘)はされる事がなく、新規発行はありません。

ネットワーク貢献者に対する報酬はハーベスティング(収穫)という形で分配されています。

今回は、ネム(NEM)がどのような特徴を持つ仮想通貨で、どのような環境で役に立ち、今後将来的にどれほどの価値があるのかを徹底的に解説していきたいと思います。

)3~4,000の最大口数に対し1,600の希望があったみたいです。1,600人というのは正確にいうとメールアカウント数(bitcointalkのアカウント数)なので、1人が複数口数のXEM(ゼム)を受け取っている可能性があります。

NEM(ネム)の最大の特徴はPOI!ではPOIとは!?

NEM(ネム)の最大の特徴はProof of Importance(PoI:プルーフ・オブ・インポータンス)を採用している点です。

NEM(ネム)は莫大な資金を用いた採掘システム(ハイスペックのコンピューターとそれを保管・冷却しておく倉庫など)を構築するような採掘者やグループに報酬が偏ってしまう事が無いように設計された最初の仮想通貨(暗号通貨)です。

Proof of Work(PoW:プルーフ・オブ・ワーク)、Proof of Stake(PoS:プルーフ・オブ・ステーク)、Proof of Importance(PoIプルーフ・オブ・インポータンス)はそれぞれブロックチェーンの生成における各ブロックの承認者の選定方法に関するアルゴリズムの事です。

三つのアルゴリズムが有りますが、NEM(ネム)のProof of Importanceは非常に革新的なアルゴリズムとして注目を集めています。

先ずは、Proof of Work(Pow:プルーフ・オブ・ワーク)とProof of Stake(PoS:プルーフ・オブ・ステーク)について、もう一度おさらいしましょう。

Proof of Work(PoW:プルーフ・オブ・ワーク)とは?

Proof of WorkはBitcoinやLitecoinなどに使われていますが、これらのコインを「マイニング(採掘)」するためには、 高度なコンピューターを稼働させてマイニングをする必要があります。

当然、高度なコンピューターを用いた採掘システムを保有しているという事は、計算パワー(仕事量)が大きいという事になり、コインを稼げる可能性は高くなってゆきます。

Proof of Workは各取引単位(ブロック)を生成するのに、お金や時間、労力を要する仕組みにしています。

それは、ブロックチェーンへの攻撃を防ぐためです。

ブロックチェーンへの攻撃も大量の高度なコンピューターを使う必要があり、かなりのパワーが必要になってくるので、犯罪者にとって割に合わない為、このような攻撃を事前に防ぐことが可能です。

しかし、仮想通貨が普及するにあたり、技術も進歩しているので、マイニング(採掘)に特化した高性能なコンピューターにお金をかけ、その分、電力も大幅に消費するようになってしまい、一般の人々のマイニング(採掘)への参加ハードルはだいぶ高くなっています

現在、マイナーのほとんどは中国人が占めています。

ごく一部の限られたお金持ちの人々が企業並みの設備投資によってマイニングし、さらにお金持ちなり、報酬が偏ってしまう現象が起きています。

2009年に始まったビットコインは、なんとトップ1%の保有者が、全体のビットコインの80%を保有していると言われています!!

Proof of Stake(PoS:プルーフ・オブ・ステーク)とは?

Proof of Stakeは、Proof of Workの問題点をいくつか解決する為の代替システムにあたるものです。

主に、ビットコインの進化形の仮想通貨(暗号通貨)で使われているシステムです!

従来のマイニング(採掘)に代わり、計算量ではなく、コインを持っている割合(stake)で各取引単位(ブロック)の承認割合を決めることを基本としています。

より古くからより多くのコインを持っている人が報酬を得られる仕組みです。

Proof of Stakeでは、Proof of Workの以下3つの問題を解決します。

  1. 大量の計算を行わないので電気が異常にかかってしまう事を防ぐ。
  2. 電気代や設備投資での競争がなくなる為、参入がしやすく、一極集中が起こりづらい。
  3. 51%問題を軽減できる。

Proof of Workの問題点の「51%問題」を軽減できると期待されています。

そもそも51%問題とは、悪意ある個人またはグループにより、ネットワーク全体のマイニング速度の51%を支配し、不正な取引(二重払い)が可能になってしまう問題の事です。

もっとかみ砕くと、最初に出された「承認」を全体の51%の人が嘘の「承認」を出すという事です。

こうなってしまうと、特定の取引を「承認」させないケースが出てきたり、二重払いを成立させるケースが出てきたりします。

Proof of Stakeは、圧倒的なコインを所有しなければならないので、そもそも難しく、攻撃するコストは計算量よりも高くなってしまいます。

また、仮に攻撃が成功したとしても、非常に多くのコインが攻撃されてしまうと、それにより自身のコインの価値自体も下がってしまうため、攻撃をするメリットがありません。

なので、Proof of Stakeは51%攻撃のリスクを軽減できると期待されています。

しかし、Proof of Stakeも結局のところ、資金力がある人が多くのコインを所有できるので、Proof of Workのように限られた人々に富が分配されてしまいます

因みに、Ethereum(イーサリアム)では現時点でProof of Workを採用していますが、今後はProof of Stakeに移行する予定らしいです!

Proof of Importance(PoI:プルーフ・オブ・インポータンス)とは?

NEM(ネム)がコンセンサスアルゴリズムに採用しているProof of Importanceは、ビットコインのProof of Work(PoW:プルーフ・オブ・ワーク)やイーサリアムのProof of Stake(PoS:プルーフ・オブ・ステーク)の問題点を解消したシステムです。

持っているコインだけではなく、NEM(ネム)ネットワークを積極的に使う人、つまり「ユーザーの重要度」によって報酬XEM(ゼム)が分配される仕組みです。

莫大な計算処理を必要としないので、とてもエコなシステムとして注目されています。

NEM(ネム)ネットワークに貢献すれば、誰でもXEM(ゼム)が手に入るとても参入しやすくなります。

理念にかなったシステムですね!!

NEM(ネム)にはビットコインで言う「マイニング(採掘)」ではなく、「ハーベスティング(収穫)」によってNEM(ネム)を獲得します。

NEM(ネム)のハーベスティングとは?

ビットコインでは取引を承認したことでビットコインを報酬としてもらう事をマイニング(採掘)と言いますが、NEM(ネム)ではこれをハーベスティング(収穫)と呼んでいます。

なぜ、ハーベスティング(収穫)と呼ばれているかと言うと、特に承認作業などをしなくても報酬を得る事が出来るからです。

マイニング(採掘)は簡単に言うと、ブロックチェーンで新しいブロックを繋げるための鍵を見つけ出す作業の事を言います。

ビットコインは、承認時間が10分となっていますが、10分毎にマイニング(採掘)が行われています。

そして、鍵を見つけ出した人は報酬としてビットコインを貰う事が出来ます。

この作業が金を掘り当てる作業に似ている為、マイニング(採掘)と呼ばれています。

一方で、ハーベスティング(収穫)はマイニング(採掘)のようにせっせと作業しなくても作物が勝手に育っていくイメージがありますよね。

NEM(ネム)利用者は、その行われた取引が正当だと「承認」してもらう為に、手数料を払い取引を行います。

そして利用者のXEM(ゼム)取引で生じた手数料がNEM(ネム)のネットワークに参加している人に分配される仕組みで、報酬が支払われます。

この「承認」は10,000XEM以上の残高が必要で、さらに少しずつ上場していくVested Balance(既得バランス)が10,000XEM以上超えているアカウントなら誰でも行うことができます。

Vested Balance(既得バランス)は、1日毎に所持しているXEM(ゼム)に応じて10%加算されていきます。つまり、条件を満たせば誰でもハーベスティング出来ますね!

高度な計算ができる高性能なコンピューターを必要とせず、一般のコンピューターで報酬を得る機会がNEM(ネム)にはあります

NEM(ネム)ではこれが約1分に1回行われています。

しかし、その1分間に取引が行われなければ当然、手数料が払われていない為、報酬を受け取ることはできません。

そして、誰が収穫するかは、アカウントについているインポータンス(Importance:重要度)というスコアを元に、ランダムで決まります

インポータンススコアが高いと判断されると、より収穫できる確率が高まります。

このインポータンスの判断は、所持しているXEM(ゼム)の量や取引をした額や回数などNEM(ネム)への貢献度で総合的に判断され、スコアが上がっていきます。

1回のハーベスティングをする為には、多くの時間やお金がかかるという事で、アカウントが大量に作られてしまうことを防ぎ、NEM(ネム)ネットワークを安定させています。

NEM(ネム)には2種類のハーベスティングがある!?

NEM(ネム)のハーベスティングには、2種類の方法があります。

一つ目はコンピューターの電源をつけたまま行うローカルハーベスティングと、二つ目はコンピューターの電源を落とした状態でも可能なデリケード(委任)ハーベスティングです。

デリケード(委任)ハーベスティングは自分のコンピューターではなく、スーパーノードと呼ばれる任意の上位ノードに作業を任せることができます。

NEM(ネム)のスーパーノードとは?

スーパーノード(SN)とは、通常ノードの上位版のような考え方で、NEM(ネム)ネットワークの中核を担うノードでもあり、委任ハーベスティングを受ける側の存在なので、運用者はセキュリティ面を含め監視・管理を徹底しなければなりません。

NEM(ネム)のスーパーノードになるには、とても厳しい条件を達成しなければなりません。

例えば、3,000,000XEM以上の保有 (日本円で約8700万円)や、応答性能・ブロックチェーン最新状態が維持されている、最低秒間2,000回のハッシュ可能である事など、完成度の高いシステムが求められており、1日に4回行われる性能検査をパスすることで高額な報酬を貰う事が出来ます。

NEM(ネム)の特徴をまとめてみた

NEM(ネム)は優れたセキュリティ!

NEM(ネム)はセキュリティがとても優れています。このセキュリティ高さもNEM(ネム)が人気の理由の一つではないでしょうか。

ビットコインのマイニング(採掘)には、通常なコンピューターだけでなく、違法に接続されたコンピューターが使われている可能性があります。

つまり、ウィルス感染などを引き起こし、他人のコンピューターを勝手にマイニング作業に参加させる事が可能な為です。

NEM(ネム)の場合、違法と疑われるようなアクセスが起こることが無いよう「EigenTrust++」という評価システムのアルゴリズムを使用し、セキュリティを強化しています。

EigenTrust++は、ノード(ブロックを承認するパソコン)を評価するシステムの事で、悪意のあるユーザーが参加できないようになっています。

こうする事で悪意のあるユーザーが容易にハーベスティング(収穫)できない仕組みを作っています。

NEM(ネム)の価値が保たれている

NEM(ネム)は発行時に、 XEM(ゼム)を1,600名に分配されています。

これ以上XEM(ゼム)が新たに発行される事はないため、価値が下がりにくいと考えられます。

ビットコインはマイニング(採掘)によって新たに報酬として12.5BTCが発行され、報酬となります。

ハーベスティング(収穫)では新たにXEM(ゼム)を発行するのではなく、取引を承認してほしい人が承認者に手数料としてXEM(ゼム)を払っているため、市場のXEM(ゼム)総量は8,999,999,999 XEMで固定されている事になります。

価値が保たれていますよね!

NEM(ネム)と日本の関係

NEM(ネム)は日本と密接な関係があります。セキュリティが高いことだけではなく、日本と密接な関係にある事も人気が高い理由ではないでしょうか。

開発チームに日本人がいたことで、知名度が高かったですよね。

また、国内最大級の仮想通貨取引所Zaifの運営会社である「テックビューロ社」はNEMテクノロジーと同じAPIを利用し、プライベートブロックチェーン「mijin」を開発しました。

NEM(ネム)とmijin

「mijin」は、金融機関のコスト削減を最大目標に構想され、2015年12月に野村総合研究所住信SBIネット銀行がブロックチェーンの運用テストを実施しています。

mijinの特徴は速い』『安全』『安いです。

mijinは、資産管理システムや決算システム、契約システム、情報処理システムなどといった用途があります。

安く、そして安全で、速いため、今後も多くの企業がmijinを導入していくことが予想されます。

そして、運用テスト用の「mijinクラウドチェーンβ」には、計167件(日本を含む15か国から)の申し込みがあり、日本の企業は、NEC、NTT、OKwave関西テレビドリコムミクシィ、などが利用しています。

参考:「mijinクラウドチェーンβ|mijin

mijin公式サイト:http://mijin.io/

日本発のブロックチェーン技術を、日本の大手企業も多く利用しているみたいです。

今後更に、ブロックチェーン技術が注目されると同時に「mijin」も注目され、より多く利用されていく事は、ほぼ間違いないのではないでしょうか。

NEM(ネム)の将来性!?カタパルト(Catapult)プロジェクトについて

カタパルトとは、NEM(ネム)の機能をアップデートさせるプロジェクトの事です。

現在、Zaifを運営するテックビューロ社とNEM(ネム)の開発陣チームが共同で開発した『mijin』というプライベートブロックチェーンシステムをもとにNEM(ネム)に修正・改良を加え開発したプロジェクトがあります。

これは、簡単に言うと、処理速度が非常に高速になります。

1秒あたり4,000件ほどのトランザクションが可能となると言われています。

これは、仮想通貨の中で、早いと言われるリップルでは1秒に1,000件なので。とてつもなく早いです!!

現在、開発中で2017年にリリースを予定しています。


画像引用元:NEM(ネム)公式サイト

カタパルトのリリースによってNEM(ネム)の可能性がどこまで広がるのか、とても楽しみです。

NEM(ネム)の通貨XEM(ゼム)を購入・取引できる取引所一覧

国内おすすめ取引所一覧

coincheck(コインチェック株式会社が運営)
Zaif(テックビューロ株式会社が運営)

国外おすすめ取引所一覧

Bittrex(米国)
POLONIEX(米国)
HitBTC(英国)
Bitcoin Indonesia(インドネシア)
YoBit(不明)